初歩的な内容です。情報の補強はネットで検索しました。

サイクリングなんて走るだけだと思っていましたが、こんなにも楽しみ方があるのかと知ることができました。しかも、始め方の解説付きでハードルも下がりました。

もう一冊と一緒に、あっという間に読んでしまいました。駅伝には、ここ数年予選会や本選に、なんども応援に行っています。テレビで見るのは長いだろうけど、現地で見るのは一分に満たない短い時間。それでもその一瞬一瞬に、たくさんの物語があり、他では得られないものをいくつも教えてくれます。これからも全ての選手を応援していきます。

箱根駅伝大ファンとして、その裏側にある監督、選手の様子がよくわかり、とても興味深く読めました。早稲田の猪俣選手など、特に目立ったわけではないけど活躍した選手についても扱われていて、著者が本当によく取材しているということが伝わりました。

今年のW杯からラグビーを見ていたにわかファンです。寝そべりながらも、南アフリカ戦は生で観ていました。今度はWOWOWでシックスネーションズが放送されるので、本書を買いました。「観戦のコツ」をちょっとくらい勉強してみようかな。早速イングランド対スコットランドを観ました。サッカーでもイングランドファンです。イングランドおめでとう！！エディーもおめでとう。―本書を読んで―ポジションがどこかわかる。ラグビーを知らなかった私は、「スクラムハーフ」「フッカー」などと聞かれてもどこがポジションだか分らなかった。これがイラストででているので、分かりやすかった（６３P）。そしてルール。イラスト付きで解説されているので、とても判りやすく感じた。Run, （横か後ろへの）Pass, Kickの３つでしか前に進めない。というのが前提。そして畠山健介さんは、「スローフォワード」と「ノックオン」の２つを覚えて下さい、というインタビューでした。→相手ボールのスクラムになる（６８，６９P）ラグビーのルールについて、私に大いなる謎があったが、それも解けた。普通球技では、ボールをタッチラインに出してしまうと相手ボールになってしまう。ところが、ラグビーでは時として、ボールを出しても、出した側のチームがまたプレーをしているのである。「おかしいなあ。不思議なスポーツだなあ」とずっと思っていた。違うのである。これは、ペナルティーによる、選択肢の一つなのである。ペナルティーを受けた側が、敵陣に出すことによって、そこからラインアウトで敵陣から攻撃を開始できるのである。（７７PのC）。もちろんペナルティーを受けた側は、そこからキックで得点を狙う「ドロップゴール」も選ぶことができる。ペナルティーでない場合は、他の球技と同じように、相手のボールになる。また、２２Mラインの前からけり出すか、奥からけり出すかで、またこれも別のルールがあるようだ。これからするとハイパントのように、ラグビーはボールを前に運ぶことが重要な（そして難しい）ゲームなんだということがうかがえる。ラグビーの試合を見ていて分かったが、ラグビーは、意外とルールが多い！WOWOWはファウルの度に、丁寧にキャプションを出してくれるから助かります。おそらく本書に書かれた以外にもルールがあるのでしょう。基本的なことだけでも本書でカバーしておけば、かなりちがうのではないのでしょうか。―その他―他にも、４６Pからは日本リーグに在籍するW杯で活躍した選手が紹介されているし、NTTドコモの南アフリカ３選手の日本ラグビーに対する感想、五郎丸選手、立川選手のインタビューなどが掲載されている。コアなファンにも楽しめる内容の記事が掲載されていると思われる。

ぶっちゃけて言うと、ラグビーブーム便乗本です。しかし便乗とはいえ、ラグビーに関する出版物を送り出していただけることに敬意を表します、本書をもって気づくのはまずその薄さです。さらにページの半分は選手紹介のグラビアです。確かに基本ではあります。残りの半分はQ&Aによるルール説明です。この説明も「Q：セットプレーって何？」「主にラインアウトとスクラムのことです」など、ワールドカップの放送を見ていれば1試合で覚えてしまうような超基本的なものです。つまりこの本は、ワールドカップは見てないが、今ブームになっているらしいラグビーとやらを一度見てみようか、という人のためのものです。ワールドカップの試合を見てラグビーファンになった人には物足りないこと確実です。ワールドカップ前に出版されていたら星10個だったのですが。

ま～ま～普通に面白いです。おすすめの一冊です購入おすすめです

私の好きな岡田監督の名著。もちろん５点満点つけさせて頂きます！

　２００３年は横浜の監督として現場復帰し、いきなりＪ完全優勝に導いた岡田武史さんが、浪人していた２００２年Ｗ杯の観戦記。観戦記なので、本人はかなり大変な思いをして、解説を務めつつ試合を観ていた筈だが、結局のところ全試合の観戦記ではない。しかし、主要な試合はテレビ（モニター）観戦を含め、ほとんど網羅している。　自身が監督を務めた９８年のＷ杯を引き合いに出した件もあり、２００４年時点では「唯一、Ｗ杯代表監督を務めた日本人」が書いた本、という感じは行間から　にじみ出ている。　このときのほとんどの試合は見たので、読んでいて「こんなこと岡ちゃんおもっとったんや～」と思うことは多かったし、面白かったですね。蛇足だけど、今の日本代表世代である中田や小野が監督の年齢になって、こんなの書いたら、また違った視点になるのでは？とは考えさせられた。

日本人で唯一、監督してＷＣを経験した岡ちゃん。彼が目にした自国開催のＷＣを、彼自身のサッカー観や人生観を交えながら語ってくれています。随所に散りばめられた彼の昔のエピソードも非常に興味深く、最後までいっきに読めた作品でした。岡田監督に興味の無い人でも、０２ＷＣを回想する機会に良いかも知れません。